こんにちは、ライトです。
本日は「食べても太らず免疫力がつく食事法」という本をご紹介します。
著書の初めには、体内で慢性炎症を起こしていると様々な病気になると書いています。
消化吸収、ホルモン、免疫、機能不全、など。
以上の病気を確認するには、内臓脂肪が多くついているかどうかで判断できます。
もしあなたが内臓脂肪たっぷりの肥満なら、あなたは既に病気にかかっているかもしれません。
なぜなら肥満は「病気」という氷山の一角。
氷が沈む海中には、大きな病気が潜んでいるかもしれません。
・肥満気味の方
・食べるのが止められない方
・ダイエットに失敗した方
肥満の原因
痩せようと思っても、なかなか痩せられない方も、多いと思います。
肥満の原因とは「高糖質食」が原因だと、著書では紹介しています。
そして痩せるには、二つのホルモン異常を改善する必要があります。
それは、
- インスリン抵抗性
- レプチン抵抗性
です。
著書では、こう書かれています。
インスリン抵抗性・レプチン抵抗性を改善しないままダイエットをしても必ずリバウンドします。
「食べても太らず、免疫力がつく食事法」P.140より
今までダイエットに失敗した方。
あなたが失敗したのは、
意志が弱いからではありません
その二つのホルモン異常を改善する必要があったのです。
インスリン抵抗性
インスリン抵抗性を解説する前に、
インスリンについて解説します。
人間は食事から糖分を摂ると、
「インスリン」というホルモンが分泌されエネルギーに変換してくれます。
ただ現代人は、
- 常になにか食べている
- 高糖質食の摂取
などでインスリンが常に出ている状態です。
人間の身体は、細胞が常に刺激されていると慣れる習性があります。
つまりインスリンが常に分泌されると、インスリン効かなくなってくるのです。
以上の状態を「インスリン抵抗性」と呼びます。
なのでエネルギーにならなかった糖質は、血中をさまよい、脂肪細胞に積極的に取り込まれます。
これが肥満の原因です。
レプチン抵抗性
お腹はいっぱいなのに、まだ食べたい気持ちを抑えられない。
「食べても太らず、免疫力がつく食事法」P.133より
そんな場合は、満腹をコントロールするホルモンに不具合が生じている可能性があります。
人間は食事をすると、満腹中枢という脳の視床下部に、多くのホルモンが働きかけます。
このホルモンの一つに、脂肪細胞から
「レプチン」というホルモンが分泌されます。
このホルモンの働きで僕たちは、
「食べすぎ」を防げるのです。
ただ前述した通り現代人は、
「常に食べている」状態です。
なので、常に満たされている状態なので、
レプチンが常に分泌されます。
そして満腹中枢にレプチンが行かず、
「満腹感」を得られないままになります。
このホルモン異常を「レプチン抵抗性」と呼びます。
ホルモン異常の改善策
- このホルモン異常を改善する対策はあるのか?
-
あります、「断食」です。
単純な話です。
常に食べている状態になって起こっている症状なので、食べなければいいのです。
食べなければ、ホルモン異常は改善していき、肥満も解消します。
具体的に、
- なにをしたらいいのか
- どのぐらいの時間で効果があるのか
- 注意点はあるのか
- 全く食べてはいけないのか
などの答えは、本で紹介されています。
気になる人は、ぜひ読んでみて下さい。
こんな方におすすめ
僕がこの本をおすすめする人は、
- つい食べすぎる方
- 血糖値が高い方
- ちょこちょこ食べる方
などです。
自分の状態を自覚するのにうってつけです。
読書に慣れていない方は、全てを理解しようとしないほうがおすすめです。
分からないところがあっても、一度サラッと流し読み。
その後に、自分の気になったところを絞って読むと理解が深まると思います。
他の本との違い
幅広く知識を得ることのできる本です。
中でも腸内環境については、多く語られていたと感じました。
- 頭痛がする
- お腹が痛い
- 便秘
など、ちょっとした体調不良も、腸内環境が悪い状態だと本で書かれています。
その内容を、論理的に書いてくれているので「納得感」が強いです。
またエビデンスも多く掲載されているので安心ですね。
まとめ
・肥満の原因は、インスリン、レプチンのホルモン異常。
・改善策は「断食」をする。
・「つい食べすぎてしまう」という方におすすめの本。
・腸内環境についての情報が記載されているので知っていて損はない。
もうお腹いっぱいなのに、
「デザートは別腹」など、過去につい食べすぎていた方。
現在もそのクセがやめられず、肥満気味になっている方は要注意。
その「肥満」という氷山は、
海中で「病気」という塊と繋がっています。
まだ氷を溶かすチャンスはあります。
これから元気でいられる方法が、この本には書いてあるので、読むことをおすすめします。
それでは、このへんで。



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