ガン細胞は正常細胞が変異した細胞であり、それまでの生活習慣によって増殖したもの。
著書:ガンが消えていく食事
健常な人からしたら、「ガン」は自分とは無縁のものと感じると思います。
ただガンは、1~94歳までの死因順位の3位以内にはランクインします。
※厚生労働省:死因順位
本当に自分たちとは、無縁でしょうか?
冒頭でも述べた通り、ガンは生活習慣によって変異するものです。
不安を煽るつもりはありませんが、あなたは大丈夫ですか?
「いいえ」と答えが出た方は、今から僕と一緒に見直しましょう。
著書「ガンが消えていく食事」の食事法は、普段やっても効果があります。
今回は「ガンにならないため」の食事法を参考にご紹介します。
食の編集室長:ライト
JADP:食育アドバイザー
あらゆる【食】の情報を集め、編みブログとして発信。
読者に「ちょっと得したな」と
思ってもらえるよう日々勉強中です。
「医者いらずのブログ」を目指しています。
・最近食生活が荒れている方
・自分は大丈夫だと思っている方
諦めない
「ガンが消えていく食事」共同著者の志澤さんは、胃がんのステージ4と診断されました。
胃がんのステージ4が、どれほど残酷かリアルにお伝えします。
5年生存率は1.3%。
余命13ヶ月。
あなたは、この現実を受け止める勇気がありますか?
僕は、想像できません。
著者の志澤さんは、この結果を聞いた後、涙が止まらなかったそうです。
ただ志澤さんは、ここから「生きる道」を探します。
それが【済陽式食事法】。
抗がん剤治療などと併用しながら、食事療法をしていく方法です。
この済陽式食事療法は、過去の実績でステージ4のガンでも61%の確率で改善させる食事療法です。
そして志澤さんは、すぐにこの食事療法を実践しました。
その結果、
・2ヶ月後→闘病開始2ヶ月でガンが縮小。
・半年後→ステージ4からステージ3へ、ダウンステージ
・1年半後→ステージ3からステージ2へ、ダウンステージ
・3年後手術で除去
簡単に思えますが、この結果に至るまでに志澤さんの努力があります。
その努力が実り、奇跡の復活を果たしました。
余命13ヶ月と言われた方が、復活する。
済陽式食事法は、とてつもなく効果があるものだと分かります。
それでは、次にどういった食事法をしていたのかご紹介します。
済陽式食事法
済陽式食事法では、8つの約束事があるのでご紹介します。
1:無塩に近い塩分制限
2:動物性たんぱく質と脂肪の摂取制限
3:新鮮な野菜と果物の大量摂取
4:胚芽成分、豆、イモ類の摂取
5:ヨーグルト、きのこ、海藻摂取
6:レモンの摂取
7:オリーブオイルなどに置き換え
8:自然水の摂取
この8つの約束事を守ることで、ガンを克服していったのです。
一つずつ解説していきます。
無塩に近い塩分制限
塩分は、なぜ摂りすぎてはいけないか?

血液がドロドロになる、はよく聞きますよね。
動脈硬化の疾患はよく聞きます。
塩分摂りすぎは、もちろんガンにも関係あります。
塩分摂りすぎで起こること。
・胃壁を荒らす。
→ピロリ菌(発がん物質)が住みやすくなる。※一部のピロリ菌
・体内の塩分濃度が変わる
→細胞の代謝異常が起こり、ガンになる。
以上の可能性があるので、塩分摂りすぎは注意しましょう。
赤身肉の摂取制限
ざっくりお伝えすると、牛・豚・羊の肉の摂取は控えるように、です。
※以下:「赤身肉」で略
これは、国立がん研究センターでも発表されています。
ちなみに、一つアメリカでの研究結果をご紹介します。
これは、動物性たんぱく質が複雑な性質だからです。
体内での分解にエネルギーをより使用し、胆汁がより多く分泌される為と考えられている。
とは言ってもたんぱく質は、人間に必要な栄養素です。
どうすればいいのか、済陽式食事法では以下のことで伝えています。
改善策
たんぱく質は、鶏肉や青魚、卵で摂取
1日1回は摂り、通常摂取量の半分を目安に。
健常者は、自分の体重分のグラム数を目安に摂るといいです。



毎日焼肉は、危ないってことですね。
そんなお金はないけど。
新鮮な野菜と果物の大量摂取
野菜はガンに有効です。
・野菜には、抗酸化作用が含まれている。
・免疫力が上がる栄養があったり、体内の塩分を排出する役目もあります。
以上の理由で、しっかり摂りたいところです。
目安は、1日350gの緑黄色野菜です。
とにかく色々な種類の野菜を食べて下さい。
胚芽成分、豆、イモ類の摂取
済陽式食事法では、胚芽成分、豆、イモ類の摂取も推奨しています。
胚芽成分→玄米、発芽玄米、胚芽米、全粒粉
豆→大豆類
イモ類→ジャガイモ、サツマイモ
理由は、ビタミンB、E、食物繊維、抗酸化作用があるからです。
ビタミンB群は、糖質の代謝を促し、代謝異常を防いでくれます。
ガンは代謝異常から起こるものと考えられているので、大事な栄養素になります。


ヨーグルト、きのこ、海藻摂取
ガンが起こる原因の一つに、腸内の悪玉菌が関係してきます。
この悪玉菌が活動しないように、抑制するのが善玉菌です。
ヨーグルト、きのこ、海藻は、この善玉菌を増やしてくれます。
毎日1種類ずつ摂ることを、著書ではおすすめしています。
ヨーグルトの件
著書では、
・自然放牧された牛のヨーグルト
・豆乳ヨーグルト
以上を勧めています。
自然放牧された→グラスフェッドのヨーグルトかと思います。
レモンの摂取
レモンに含まれるエリオシトリンという成分が、活性酸素を消去してくれます。



かなり心強いですね。
また、レモンに含まれるクエン酸も重要です。
クエン酸は、体内のミネラルバランスをとるのに一役買っています。
これから、唐揚げにはレモンをかけましょう。
オリーブオイルの使用
現代人が摂りすぎな油であります。
コーン油、大豆油、外食、お菓子など・・・です。
これらの油は、ガンの可能性を上げるので、控えたほうが賢明です。
ちなみに著書ではオリーブオイルをすすめています。
オリーブオイルが、酸化しにくいという利点を活かすためだそうです。



オリーブオイルは、身体にもいいです。
サラダに直接かけても、大丈夫です。
自然水の摂取
水道水には、塩素が入っています。
塩素は、活性酸素を増やす原因になるので注意が必要です。
対策方法
・浄水器をつける
・自然水を買う
著書では、ペットボトルの水を飲むことをすすめています。
さすがに調理の水にペットボトルは、難しいと思います。
なので、調理時は浄水器などをつけて対策すると良いそうです。
まとめ
ガンにならないようにする。
これが前提です。
もし、なっても諦めてはいけません。
通常治療+食事療法で生きる確率は上がります。
その方法として【済陽式食事法】があります。
済陽式食事法とは、
1:無塩に近い塩分制限
2:動物性たんぱく質と脂肪の摂取制限
3:新鮮な野菜と果物の大量摂取
4:胚芽成分、豆、イモ類の摂取
5:ヨーグルト、きのこ、海藻摂取
6:レモンの摂取
7:オリーブオイルなどに置き換え
8:自然水の摂取
以上8つのことを実践する食事法です。



すぐに変えれることもありそうですね。
一つずつとりいれていきましょう。
それでは、このへんで。
編集長のひとり言
この本を読んで、「自分がガンになったら…」ということを考えました。
正直想像もつきませんが、絶望すると思います。
ただ、30代は年間1,700人近くガンで亡くなっていることを考えると可能性は十分あります。
正直生活を気を付けていてもあると思います。
そうならないようにするには、日頃から可能性を下げていく必要がありますね。
どうぞ、身体に気を使って下さい。
ちなみに一つだけ。
毎年一回やる健康診断では、ガンはほぼ分かりません。
しっかりやるなら、人間ドックです。
お気をつけ下さい。
それでは、またお会いできるのを楽しみにしています。
編集長:ライト
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