2014年に公開した映画「さとうの甘くない話」。
俳優のデイモン・ガモー氏が、自分の身体を使って人体実験した記録です。
今「砂糖の真実」に迫る。
【食の編集室】編集長:ライト
JADP:食育アドバイザー
あらゆる【食】の情報を集め、編みブログとして発信。
「医者いらずのブログ」を目指しています。
・自分の食べ物について興味がある方
「あまくない砂糖の話」の内容
大まかな内容を話します。
主演男優はデイモン・ガモーさん。
内容は、
60日間、毎日スプーン40杯入った食事をしたら健康状態は、
どうなるか?
を追ったドキュメンタリー映画です。
ただの記録映画では、ありません。
見ている人が、楽しみながら学べるという映画になっていると個人的には感じました。
映画の4つの見どころ
明らかにデイモン・ガモー氏が変わっていく
見た人は、分かると思います。
60日間とはいえ、明らかにデイモン氏が変わっていくんです。
体重はもちろん、体型、健康状態。
実験中は運動はしていますが、服の上からでも体型が変わったのが分かります。
あと僕が凄く印象的だったのは、精神状態。
日にちが経つにつれて、精神状態が不安定になっていきます。

映画の演出かもしれませんが。
時には、落ち込み倦怠感満載の顔。
時には、子供のようにはしゃぐ顔。
「狂気」を見ているような気分にも思えてきます。
カロリーは一緒
映画を見た人は、驚いたと思います。
理由は、実験前の食事と実験中のカロリー摂取は一緒だからです。
つまりシンプルに「糖質量」だけが増えたということです。
むしろ実験中は、カロリー摂取が実験前より少ない日もあったそうです。



カロリーは、体重の増減に関係ないんですね。
スナックはなし
実験中の食事内容は、いわゆる健康食品です。
「マクドナルド」などファストフードなら太りそうな気もします。
ただ映画の冒頭で触れていますが、
・ファストフード
・スナック
・スイーツ
以上のものを食べないで、スプーン40杯もの砂糖を食べてしまうのです。
つまり僕らが、普段口にしているものから砂糖を摂取するということ。



そんなこと可能かな?



日本でも全然可能だよ。
例えば僕の大好きなカロリーメイト。
カロリーメイト4本の糖質は、40gです。
40g=角砂糖10個分=小さじスプーン10杯です。



どうりで、おいしいわけです。
いまいちイメージ沸かない人は、想像して下さい。
今、あなたは僕(編集長)に無糖コーヒーを差し出しました。
その僕が、コーヒーに砂糖を10杯入れています。
それを見たあなたは、なにも感じませんか?
恐らく「この人大丈夫かな?」ぐらいには、思ったはず。
むしろ客観的に見ても、コーヒーに砂糖10杯は「ヤバイ奴」です。
ただ!ただ!
今、あなたの隣でカロリーメイトを食べています。
あなたは、なにか感じますか?
なにも感じないですよね?
ただ、以上の二つの例は、一緒のことであり現実に起きていることなんです。
また映像の中では、「スムージー」を飲んでいます。
・天然の成分を使用
と身体に良さそうな言葉があっても、油断はできないのです。
そのスムージーにも、多くの砂糖が含まれています。
あなたの周りにどれだけ「糖質」が溢れているか実感いただけたでしょうか?



話が少し脱線しましたが、許してください。
食品メーカー側の視点
この映画の面白いところは、食品メーカー側の意見もあるところです。
映像内では色々意見を聞けますが、一つだけご紹介します。
メーカー側の意見:
私たちは、おいしいものを作っているだけ。
選ぶのは、あくまで消費者だ。



ごもっともです。
食品メーカーは、ニーズに合ったものを「提供」しているだけです。
つまり「選択しているのは消費者だ」というのです。
全くその通りです。
あくまで健康の問題は、自己責任だということです。
ただ、あなたに少しだけ質問をさせて下さい。
あなたがいつも選ぶ食品の基準は、なんですか?
あなたがリピートする食品の基準は、なんですか?
「おいしいもの」と答えた人にお伝えします。
あなたは「選択をした」ではなく、
「選択をさせられています」。
もう既にあなたは、食品メーカーの思惑通りかもしれません。
まとめ
・「さとうの甘くない話」は、一人の男性が「砂糖」の真実に迫ったドキュメンタリー映画である。
・毎日スプーン40杯の砂糖を摂るのは、簡単である。
一人の男性が「砂糖」によって変化していく様子を、どうぞご覧下さい。
わざわざ買わなくてもGoogleplay movieなどで100円でレンタルできます。
あなたや、あなたの子供に影響を及ぼしているものなので見ておいて損はないと思います。
それでは、このへんで。
編集長のひとり言
少し感情が先走り脱線気味の記事なりました。
ただ、それほど衝撃的な映画です。
また自分の生活について考えさせられる映画でもあります。
ぜひGoogleで「さとうの甘くない話」を検索してみて下さい。
ちなみにカロリーメイトは、フルーツ味派です。
それでは、またお会いできるのを楽しみにしています。
編集長:ライト
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