こんにちは、ライトです。
緊急事態宣言も延長になり、外出自粛をしなければならない状況です。
その自粛の中、「足裏が痛くなる」人が増えています。
では、なぜ痛くなるのか?増えてしまっているのか?
今回は、そのことについてご紹介していきたいと思います。
編集長:ライト
普段は食事についての情報発信を行っている。
以前は、アメリカの足病医学を落とし込んだオーダーメイドインソールを作製し、1,000人以上、足を診させていただいてました。
・朝ベッドから起きる第一歩が痛い(徐々に慣れる)
・夕方になると足裏が痛くなる
足の裏が痛くなる原因

足裏が痛い原因は、【足底筋膜炎】という症状がほとんどです。
もちろん他の原因もありますけど、こんな方は可能性が高いです。
・起きた時に、足をつく第一歩が一番痛い
・夕方ぐらいになると痛い
・最近歩くことが、少なくなった
・土踏まずあたりが痛い
・カカトあたりが痛い
などです。
人によって、体重をどこにかけて立っているかで変わってきます。

そもそも足底筋膜炎ってなに?



足裏の筋膜(腱)が炎症を起こしちゃうんだ。
足裏が炎症を起こす理由
実は最近痛くなる方に多い傾向は、運動不足です。
外出自粛が一つの要因です。



テレワークの人が、多かったですね。
過去に足を診させてもらった時、「イスに座ることが増えた」と皆さん言っていました。
つまり歩くことが減り、足裏の筋膜を使うことが少なくなったことが原因です。
イメージとしては、足裏の筋肉痛でいいと思います。
簡単に言うと
自粛→足裏筋膜低下→低下した状態で歩行→足裏筋膜炎症
になります。



朝一番だけ痛い人は?



それは筋膜が修復するからなんだ。
筋肉(膜)は筋繊維が切れることで、より太くしようと就寝中修復します。
ただ朝一番に痛いのは、まだ身体が固く、修復しきれていない筋膜に体重数十キロを足裏にかけるからです。
なので、せっかく修復した筋膜がまた「ブチブチ」とちぎれてしまいます。
その時の痛みです。
全部ちぎれてしまえば痛みは、治まってきます。



じゃあ夕方痛い人は?



足裏の筋膜の低下だね。
自粛がちで筋膜が弱くなっているので、炎症を起こしやすいです。



なんか対策はないのかな?



今から伝えるね。
足底筋膜炎は、足のクセというものも大きく関係してきます。
本来ならそのクセをインソールで正したほうがいいですが、今回はお金がかからない方法でお伝えします。
足裏痛の対策


足裏痛の対策はとにかく、柔軟性と強化です。
これで改善する人もいますのでぜひ実践してみて下さい。
柔軟性


お風呂から出たら、親指と人差し指の間を広げて下さい。
開いたら30秒キープ。


次に人差し指と中指の間を、開いて30秒キープ。
これを順に小指までやってもらい、終わったら反対の足へ。
お風呂上りにやるといいです。
お風呂上りは筋膜が柔らかくなっているので、より柔軟効果が高まります。
「テレビ見ながら~」のながらのが続けられます。
柔軟性を上げることによって、衝撃の力をうまく逃がすことができます。
強化
タオルギャザーという方法をご紹介します。



知っている人も多いですね。
このタオルギャザーを数回繰り返していくと、足裏の筋膜が鍛えられていきます。
まとめ
最近足裏痛の方が、凄く増えています。
理由としては、外出自粛で足裏の筋膜が弱くなったことが原因。
その対策をするには、柔軟性と強化が必要。
指広げ運動や、タオルギャザーでしっかり対策していくといいです。



ウォーキングなど人のいない
時間帯にするのもありですね。
それでは、このへんで。
編集長のひとり言
今回【足】について記事を書きました。
実は海外では「足だけの専門医」がいます。
腰から下しか診ないお医者さんです。
日本では整形外科が、足の範囲を担っています。
僕が足を診ていた時は「整形外科行ったけど、湿布出されて終わり」というお客さんもいれば、ちゃんと指導までしてくれる先生もいました。
なにか、そのバラつきがなくなるように、日本でも「足の専門医」ができればいいのにな、と思います。
それでは、またお会いできるのを楽しみにしています。
編集長:ライト
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