先日Twitterでこんな記事が上がった。

痩せすぎなのに脂肪肝!?放置しないで-栄養障害性脂肪肝(大阪府済性会吹田病院 島俊英院長)
Twitter時事メディカルより
肝臓に中性脂肪が多くたまった状態を脂肪肝と言う。
脂肪肝は、お酒を大量に飲み続けた人がなる「アルコール性」と、お酒をあまり、または全く飲まない人…
お酒を飲んでない人でも脂肪肝になるという記事。
最近は痩せていても、脂肪肝になる人が増えているそうです。
今回はその理由をご紹介します。
食の編集室長:ライト
JADP:食育アドバイザー
あらゆる【食】の情報を集め、編みブログとして発信。
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思ってもらえるよう日々勉強中です。
「医者いらずのブログ」を目指しています。
・肥満気味
・お菓子ばかり食べる人
脂肪肝とは

肝臓に30%以上の脂肪がつくことを脂肪肝と言います。
脂肪肝だと、どうなるのか?

肝臓がんや肝硬変になる確率が上がります。
脂肪肝になると、細胞膜の透過性が上がりウイルスなどが侵入。
そうなると炎症を起こし、肝細胞破壊→肝炎→肝硬変や肝臓がんの確率が上がっていきます。
ちなみにアルコールを飲まない脂肪肝5~20%の方は、肝硬変になっているそうです。
※日本生活習慣病予防協会
脂肪肝になる仕組み
肝臓に脂肪がつく仕組みについて解説します。
食事で口にした糖質は、腸管にて消化・吸収されます。
→その後血液中を流れ、肝臓へ運ばれます。
→その後全身にエネルギー供給。
→そして余った糖質は、筋肉や肝臓に蓄えられます。
(→さらに余ると脂肪になる)
脂肪肝が増えている理由
脂肪肝の原因は、糖質の摂りすぎです。
以前はアルコールが原因だと考えられてきました。
ただ近年、アルコールを飲まない脂肪肝患者が急増してきています。
その原因が、糖質の摂りすぎだったのです。



糖質の摂りすぎは、なんでも注意ですね。
脂肪肝対策



脂肪肝にならない
3つの対策をご紹介します。
・定期健診
・空腹の時間を作る
・糖質の見直し
定期健診
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、痛みなどの自覚症状がありません。
そのため、健康診断で【再検査】と出た場合は無視しないで受けましょう。
空腹の時間を作る
肝臓の脂肪をとっていく作業です。
人間は、長時間空腹になると肝臓に蓄えられたグリコーゲンをエネルギーに変換。
→10時間経過すると肝臓中のグリコーゲンがなくなる。
→空腹12~24時間で脂肪細胞を燃焼していく。
ただ、実際にこの空腹時間を作る点で注意することもあります。
もし、やる場合は以下の記事も合わせてお読みください。


糖質の見直し
脂肪肝になる原因は「糖質」です。
なので普段食べるものにも、目を向けた方がいいです。
以下チェックしてみて下さい。
・外食が多い
・お菓子大好き
・隠れ糖質が多い
外食が多い
例えばラーメンチャーハンセットの場合:
ラーメン:糖質75g
チャーハン:糖質60g
合計:135g
角砂糖1個4g
ラーメンチャーハンは角砂糖33個分になります。
外食が多い人は、回数を少なくするといいです。
お菓子大好き
お菓子(スイーツ含む)は糖質の塊です。
またお菓子類は、食べると脳内報酬系の「エンドルフィン」が分泌されます。
完全に断つのは難しいので、うまく付き合うことをオススメします。
以下にうまく付き合う方法の記事貼っておきます。


隠れ糖質が多い



隠れ糖質ってなに?



解説するね。
【食事のメニュー】
・焼き芋
・ポテトサラダ
・カレーライス
上記のメニューは、ヘルシーに見えます。
ただ実際には、全て炭水化物(糖質)です。
野菜の中にも糖質が多く含まれる野菜があるのでご注意下さい。
また「健康食品」にも多く隠れ糖質が多く含まれているのでご注意下さい。
普段から糖質量を見るクセをつけることをオススメします。
まとめ



一つずつ挑戦してみて下さい。
それでは、このへんで。
編集長のひとり言
脂肪肝の怖いところは、自覚症状がないところですよね。
知らない間に、、、なんてこともありそうです。
肝臓だけでなく、腎臓も沈黙の臓器なのでご注意下さい。
それでは、またお会いできるのを楽しみにしています。
編集長:ライト
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