
今日お医者さんに高血圧だって言われちゃったよ~



そうなんだね。
まだ改善の余地はあるから、その方法を教えていくね。
今回は高血圧の治し方についてご紹介していきます。
治し方だけ知りたい方は目次の「高血圧を治す方法」から飛べます。
名前:ライト
JADP:食育アドバイザー
【食の編集者】を目指すべく、あらゆる【食】や【健康】の情報を集め編み、日々研究・発信中
巷には独自の健康法や食事法が溢れかえり、逆に健康を害してる人が多い。
自分が科学的根拠のある情報をエンターテイメントとして発信することで、食や健康について考えてもらうことを目的とする。
「おいしい以上の正しいを」がモットー。
・高血圧だと言われたor高血圧家系
・肥満気味
・甘いもの大好き・しょっぱいもの大好き・辛いもの大好き
・高血圧家系は遺伝するのか?



ウチは高血圧の家系だから、遺伝で血圧が上がるのは当然だ。
そんなことを考えた人もいると思います。
残念ながら関係ありません。
現時点では、高血圧と遺伝の因果関係を完全に証明する論文はありません。
では、なぜそんなことが言われるようになったのか?
高血圧家系の子供は、高血圧になりやすいデータがあるから
いきなり矛盾したことを言います。
高血圧家系の子供は、高血圧になりやすいです。
どのぐらいの割合でなるかというと
・両親が二人とも高血圧な場合
→子供は50%の確率で高血圧になる
・どちらかが高血圧な場合
→子供は25~35%の確率でなる
・二人とも違う場合
→10%未満



え?じゃあ結局遺伝だってこと?



そうではないんだ。
これだけでは遺伝が理由だと立証するには難しいのです。
なぜか?
このデータは、遺伝によって高血圧になるデータを示すものではありません。
・家族一緒に食べてきたもの、
・生活スタイルが似てくること、
上記のことで、傾向として似るというデータに過ぎません。
もちろん性格や運動神経など、遺伝による影響を受けるものもあります。
当然、遺伝による高血圧の可能性も捨てきれないと思います。
ただ、もう一度言います。
現時点では、高血圧は100%遺伝的なものだと立証している論文はありません。
そして他の要因が大きいとも、考えられています。
なので遺伝だからと諦める必要はありません。
治療していく余地はたくさんあります。
・降圧剤は治療薬なのか?
高血圧の方は、必ずと言っていいほど「降圧剤」を飲んでいます。
僕は降圧剤に関しては反対派です。



なんで?
降圧剤は、対処療法であって根本治療にはならないからです。
対処療法とは、簡単に言うとその場しのぎです。
つまり降圧剤は、
血圧を下げるものではあっても、
血圧が上がっている原因に、アプローチしているものではない、ということです。
分かりにくい方のために簡単な例を出します。
足が遅い子がいます。
その子は足が速くなりたいです。
それを知った医学博士が、その子に足が速くなる薬を渡します。
薬を飲んでいる時は足が速いです。
飲んでいない時は足が遅いです。
子供は【常に足が速い自分】になりたいのです。
簡単に言うと、この子供と一緒です。
お医者さんが降圧剤を出してくれます。
飲むと血圧を下げてくれます。
飲まないと血圧が上がります。
あなたは【常に血圧が下がった自分】になりたいのです。
薬に頼りたい方はそれでいいと思います。
否定しないです。
むしろ最初は、使ったほうがいいと思っています。
ただ、頼り切ってしまうとあなた本来の免疫力を下げてしまうのでオススメしません。
次に、なぜ血圧が上がるのか、解説していきます。
・なぜ高血圧になるのか?
高血圧になる原因を上げていきます。
・加齢
・生活習慣
・食事習慣
上記が主な理由です。
加齢は仕方ないですよね。
ただ生活・食事習慣は、自分の意志で変えることができます。
では具体的になにをしたらいいのか、ご紹介します。
・高血圧を治す方法
・生活習慣
ストレッチやウォーキングをする。
血圧を下げる=血流を良くするということです。
血流を良くするためにストレッチやウォーキングで血管を伸ばしてあげると良いです。
ただ、ランニングはNGです。
心拍数が上がり、血圧も上がりやすくなります。
・食事習慣
食事も生活ですが、あえて分けました。
個人的には食事が一番大事だと思っているからです。
高血圧の方は塩分高い食事が好きなので、
まず、
・減塩→食事の塩分を減らす
・排塩→尿として出す機能を上げる
を意識すると良いです。
減塩に関しては、
・お塩を減らす
・外食を避ける
などが挙げられます。
排塩は、体内に取り込んだ塩分を薄め、尿として排泄するための食材を食べると良いです。
→簡単に言うとミネラル類を摂ればO.K.です。
具体的には、
野菜・海藻類・ナッツが豊富です。
サラダや味噌汁にワカメ、間食にナッツを食べると良いです。
減塩だけでなく、排塩にもこだわると良いです。
糖質も関係ある!?
糖質も関係あります。
最近の研究では、過剰な糖質摂取が色々な病気の原因になっていることが分かってきました。
簡単に説明します。
余分な糖分がAGEという悪い物質に変身。
→AGEが血管内で塊になり、血流を悪くします。
※AGEに関しての説明はコチラ
また、空腹時に糖質から摂ることも良くありません。
空腹時に糖質を摂ると血糖値スパイクを起こします。
スパイクを起こすと、血管の壁を厚くします。
→結果血流が悪くなるのです。
※血糖値スパイクの説明はコチラ
塩分だけでなく、糖質も注意したほうが良いです。
・降圧剤を飲み続けた父
自分の父は8か月降圧剤を飲み続けました。
飲み始めと、8か月後に大きな環境変化はありません。
食事に気を使い、運動も午前中行っています。
その結果、なんと最高血圧が10も上がったのです。
え?
飲む意味あるのか?と思いました。
もちろん「8か月の間降圧剤がなかったら、もっと上がっていた。」と説く人もいますよね。
でも、それだったら現状維持でいいのではないか?と思えてきます。
これは完全な私見ですが、飲み続けることによって逆に耐性が低くなるのかと思えてきます。
ちなみにお医者さんの指導は「痩せなさい」の一言です。
具体的になにをすれば痩せるのか教えてくれません
ちなみにプレジデントにとんでもない記事が書いてあったので貼っておきます。
本当は恐ろしい降圧剤がもたらす副作用
・降圧剤は必要か?
勘違いしないでほしいのは、降圧剤は必要です。
極端な話、今すぐにでも降圧剤を使わなければいけない人もいると思います。
食事で血圧を下げるにしても、即効性はありません。
あくまで根本治療ではないので、使い続けることに反対というだけです。
まとめ
高血圧は遺伝によるものではなく、生活習慣によるものが大きいと現在では考えられている。
そのため生活習慣を見なおすことで改善していくことができる。
高血圧で処方される降圧剤は、短期的に使用する分には向いている。
ただ、長期的に使用することはおススメしない。
理由は
・根本治療ではない
・身体にダメージを負う確率が高くなる
お医者さんは、基本的に薬を飲むことをオススメしないと思います。
生活習慣の見直しを最初に進めると思います。
ただ、長年染みついた生活習慣を変えることは難しいです。
なので最終的に、降圧剤に頼らざるを得ない状況になってしまいます。
お医者さんは「治す」ことが仕事であって、「健康」を守ることは仕事ではありません。
というか、そんなに多くの人見れません。
自分たちの健康は、自分たちで守る。
この意識が必要だと僕は考えます。
少しづつでいいので、自分の生活習慣を変えてみてはどうでしょうか?
それではまたお会いしましょう。
あとがき
今回この記事で改めて気づいたことがあります。
それは誰も自分の健康を守ってくれないこと。
お医者さんに任せっきりにするのではなく、自分で病気のことを調べてることが必要だということ。
このブログでは、無料で情報を得ることができるので、ぜひ役立てて下さい。
そんなあなたの健康に一役買えるよう、今後も発信し続けていきます。
応援よろしくお願いします。
ライト
コメント