元々は、紙巻きたばこが流行っていた日本。
ただ最近は、アイコス(iQOS)などの新型たばこを吸う人が、増えてきましたよね。
それもそのはずです。
新型たばこの世界シェアは、日本が96%も占めているからです。
はい、ほぼ日本です。
では日本でなぜそんなに増えたのか?
危険性はないのか?など今回ご紹介していきます。
【食の編集室】編集長:ライト
JADP:食育アドバイザー
あらゆる【食】の情報を集め、編みブログとして発信。
読者に「ちょっと得したな」と
思ってもらえるよう日々勉強中です。
「医者いらずのブログ」を目指しています。
・喫煙者
・紙巻きたばこから加熱式に変更しようとしている人
注釈
理由の前に注釈を一つ。
本記事に出てくる「新型たばこ」とは、、、
・アイコス
・グロー
・プルームテック
など、加熱式や電子式の総称とします。
従来のタバコは紙巻きたばこと呼びます。
また今回ご紹介する記事は、著書「新型タバコの本当のリスク」を参考にご紹介しています。
なぜ新型タバコを吸うのか?
現在新型たばこを吸う人の理由は、こうです。
・紙巻きたばこより身体に良さそうだから
・他人に迷惑をかけたくないから
・減煙、禁煙するため
以上です。

さすが日本人、意識が高いです。
簡単にまとめると、従来の紙巻きたばこよりもクリーンなイメージがあるということですね。
日本で増えた理由
これは日本人が、他国と比べても「他人に迷惑をかけたくない」という配慮がある人種が背景にあります。
では、本当にクリーンであるのかご紹介していきます。
新型たばこの実態


まず新型たばこが身体に良いのか悪いのかの結論をお伝えします。
結論:悪いです。
正解したあなたには、ビスコを差し上げたい気持ちです。



でも新型たばこには90%の有害物質を低減したって書いてあるよ。



いつになく鋭い質問だね。
実は新型たばこには、「有害物質を90%低減した」と書いてあります。
ただ、これは落とし穴です。
有害物質が90%低減した=身体に良いにはなりません。
その理由をご紹介します。
有害物質が90%低減の真実
簡単にお伝えすると有害物質は、一種類ではありません。
なので一部の有害物質は、紙巻きたばこより90%ほど減っているのは、事実です。
ただ、「病気になる確率が下がる」とは書いていないのです。
つまり消費者が勝手に想像しているだけです。



そう仕向けてるんだろうけど。
事実、他の有害物質であるニコチンは、紙巻きたばこから20%低減したぐらいです。
そして、なにより僕がびっくりしたのは、29種類の未知の化学物質が新型たばこに含まれているということ。
29種類の内、22物質は3倍以上、7種類は10倍以上含まれているそうです。
どういった理由で未知なのかご説明します。
例:フラノンという化学物質
フラノンは、細胞のDNAを損傷するので食品添加物としては使用禁止されています。
ただ新型たばこの場合は、気体になるので危険性が未知数ということです。
これで「病気になる確率が下がる」と書いてない理由が分かったでしょうか?
つまり新型たばこは、有害であることに変わりはないのです。
むしろ新型たばこのパンフレットにはこのように記載してあります。
アイコス
図表および「有害性成分の量を90%低減」の表現は、
本製品の健康に及ぼす悪影響が
他製品と比べて小さいことを
意味するものではありません。
著書「新型タバコの本当のリスク」にはプルームテックやグローも同様に記載してあるので気になる方はご確認ください。
ちなみにIQOSのパンフレットには、こんなことが書いてあります。
※IQOSにリスクがないというわけではありません。
※たばこ関連の健康リスクを軽減される一番の方法は、紙巻きたばこもIQOSも両方やめることです。
こんな堂々と身体に悪いものを勧めているパンフレットは、初めてですね。
新型タバコの危険性を立証するのは難しい
次に新型たばこの危険性を立証するのは、実は難しいです。
その3つの理由をお伝えします。
1:新型たばこの実態が分かっていない
2:新しい機種がドンドン出る
3:紙巻きたばこと併用が多い
一つずつ解説していきます。
新型たばこの実態が分かっていない
新型たばこが流通したのは、ここ最近です。
紙巻きたばこなら、「10代後半から吸い始めて平均1日20本は吸う」などデータがあります。
ただデータをとるには、もっと長期間データをとらなければいけません。
また、仮に長期間データをとれても正確性に欠ける可能性があります。
以下に記載します。
新機種やバージョンの変更
従来の紙巻きたばこは「たばこ」の一括りでできました。
なので銘柄が違っても「たばこ」の一括りでデータがとれます。
ただ新型たばこは家電化しています。
つまり煙を吸う構造がIQOSやプルームテックやグローなどで違うため、
・データがとりにくい
・データをとれてもバージョンが変わる
・新機種が出る
などの理由から正確なデータがとりにくいのです。



むしろ一生とれない気が…
紙巻きたばことの併用が多い
著書「新型タバコの本当のリスク」によると、新型たばこは紙巻きたばこと併用している人が多いとのことです。
記載されている調査によると70%の人が併用しているとか。
これでは純粋に「新型たばこ」のみの危険性は測れないですね。



お手上げです。
まとめ
日本で新型たばこが増えた理由は、身体への配慮や他人への配慮のため。
ただ実際に危険性は、未知数。
※受動喫煙は、低減している可能性あり
ただ、現状分かっていることは、
・少なくとも有害であること
・紙巻きたばこよりも危険性が低いわけではないこと
あなたや、あなたの周りが新型たばこに変更したのは配慮あってのことだと思います。
ただ、本当に健康を目指すのであれば「吸わない」という選択肢を選ぶことをおすすめします。
それでは、このへんで。
編集長のひとり言
20代前半の頃バイクで友人と「山」にツーリングしに行きました。
バイクの危険性を分かっている人は夏でも長袖着ますが、僕は頭の弱い人間なので「半袖万歳」でした。
そしてツーリングでは、山の急カーブを「速度を落とさずに曲がりきる」というゲームに夢中でした。
多分バイク乗りは、分かってくれるはずです。
そして、あるカーブに差し掛かった時。
砂利がたくさん散り積もっていました。
案の定そのまま滑って転倒、派手に吹っ飛んだらしいです。
らしいというのは、僕自身は見えていないので(笑)
自分が気づいた時には「キーン」という耳鳴りと、視界が異常なほど回っていることです。
倒れたバイクからガソリンがこぼれていたので、友人が起こそうとしていました。
申し訳ないと思い、自分も立ち上がろうとしますが、力が入らず全然立てません(笑)
しばらくその場で寝ていました。
というか、それしかできません。
時間が経つと、視界が落ち着いてきて状況を把握ができるようになってきました。
とりあえず、
・腕の皮膚は、剥がれてビヨーンって下に垂れている(半袖効果)
・鎖骨が肩から飛び出る寸前で、薄皮一枚
・腕が上がらない
・ところどころ傷や打撲
・手足がとんでもなく震えてる
といったところです。
友人は僕を落ち着かせようと、たばこをくれました。
ただ、手足が震えているので自分で火をつけれません。
※志村けんのお婆さん役並
尋常じゃないぐらい震えていました。
それで友人が火をつけてくれて、煙を吸い込んだ瞬間。
震えがひと吸いでおさまったのです。
この時、僕は実感しました。
たばこって本当に怖い。
たばこは、何が入ってるか分かりませんね。
皆さんたばこは、身体に悪いのでやめましょう。
それでは、またお会いできるのを楽しみにしています。
編集長:ライト
p.s.僕が転倒の後、行ったところは病院ではなく「いい感じだった女性」のところ。
人間いつ死ぬか分からないと、その時悟ったので一日を全力で生きようと思いました。
あなたは今、死んでも人生悔いはありませんか?
たばこは、あなたの人生を短くするものです。
禁煙、今やらないでいつやるの?
・・・ちなみに僕が禁煙できたのは、転倒から数年後です。
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