編集長からのニュースレター お知らせ

太る仕組みを徹底解説!なぜ人間は太るの?

日本の成人3~4割の方は、肥満者(BMI25以上)です。

肥満の原因は、
カロリー?、糖質?、脂肪?、たんぱく質?

先に答えを言うなら「食べる回数が多い」です。

今回は「太る仕組み」についてご紹介していきます。

こんな方にオススメ

・肥満について詳しく知りたい方

目次

太る仕組み

従来の考え方

「太る」という従来の考え方には、
カロリー理論が用いられてきました。

単純な話です。

摂取カロリーより、消費カロリーが上回れば、痩せるという話です。

ただ、このカロリー理論は100年以上前の話です。

現代科学では、カロリーと肥満との関連性がないことが研究結果で分かってきています。

2008年アメリカの医学誌
The New England Journal of Medeicine】で発表された研究結果です。

実験内容:二年間322人の
中程度肥満者の方に、

①:低脂肪食でカロリー制限
②:地中海食でカロリー制限
③:低炭水化物食でカロリー無制限を食べてもらいました。

その結果③の低炭水化物食で、
カロリー無制限が一番減量できたのです。

この結果から、カロリーと肥満には関係がないことが立証されました。
また他の論文でも、カロリーと肥満の関係性がないことは発表されています。

つまり摂取カロリーより消費カロリーを多くしても、痩せないということです。

別の記事でもカロリーのことを書いてますので、ご覧ください。

編集長ライト

次に太る原因について解説します。

現代の考え方

現代科学では、太る原因が「糖質の過剰摂取」と言われるようになりました。

糖質は、人間にとってエネルギーに変わる必要な栄養素です。

人間は長い飢餓の歴史の中で、エネルギー(糖質)が貴重だった為、摂取して余ったエネルギー(糖質)は「貯める」という能力を培いました。

いわばエネルギー(糖質)の貯蔵庫ですね。

勘の良い方は、分かったと思います。

そのエネルギー貯蔵庫こそが「脂肪」です。

編集長ライト

その糖質が、脂肪になるまでの過程を解説します。

糖質の代謝

先に糖質が代謝される順番を紹介します。

  1. 糖質は小腸で吸収後、
    肝臓に送られる
  2. 肝臓から血中へ送られる
  3. 血中の糖質は、インスリンの効果によってエネルギー代謝される
  4. 余った血中の糖質は、インスリンの効果で集められ、肝臓や筋肉に取り込まれる
  5. さらに余った糖質は、脂肪細胞に取り込まれる

以上が糖質代謝の順番です。

つまり糖質の過剰摂取さえしなければ、
脂肪に変わることは少ない、というのが現代科学で言われていることです。

糖質制限ダイエットの罠

糖質制限ダイエットを行えば痩せるのか?

長期的に見たら、答えは「No」です。

実は僕も最近まで「糖質カットすれば痩せる」そう思っていました。

ただ、実際にはそんな単純な話ではなかったんです。

編集長ライト

こんな研究結果があります。

国立衛生研究所の発表データです。

対象:肥満(BMI30~40)と診断された成人307人
研究内容:グループを半分に分け、半数を低炭水化物食、もう半数を低脂肪食を食べてもらう
期間:2年

研究結果
低炭水化物食は、半年後までは-12kg体重が減少、
半年後~二年までは体重が+6kg程度増加
※研究データ

トータルで言えば、-6kg程度痩せています。

ただ二年後には体重が上がっていることを考えると、三年後には元通りになっている可能性があります。

この研究結果から考えられることは、

糖質制限ダイエットは、
長期的に向いていない

です。

もちろん糖質が、脂肪に変わることを疑う余地はありません。

ただ、糖質制限だけすれば痩せると言う単純な話でもありません。

最初の半年は、意志で頑張れます。

ただ、徐々に意志だけでは、難しくなります。

難しいのは、糖質を我慢できない理由があるからです。

糖質を我慢できない理由

あなたはケーキを食べた時に「幸せだ~」と、幸福感を感じたことはありませんか?

その幸福感は、脳内麻薬と呼ばれるエンドルフィンという物質が分泌されているのが原因です。

快楽物質なので、依存しやすいのが特徴です。

なので糖質制限をしていても、常に「食べたい」がという気持ちが付きまといます。

あの幸福感をまた得たい

この依存こそが、糖質制限を我慢できない理由です。

太る「真」の原因

「糖質」が原因とお伝えしましたが、
さらにもう一歩踏み込んでご紹介します。

実は糖質だけで、太りません。

前述した「インスリン」というホルモンが関係してきます。

実はこのインスリンこそが肥満の真の原因です。

解説していきます。

インスリンの働き

前述したようにインスリンの働きは、

  • エネルギー代謝を調節
  • 糖質をグリコーゲンに変換、肝臓や筋肉、脂肪に蓄える

などがあります。

インスリンは、脂肪の貯蔵を促すホルモンなので、

インスリンが過剰に分泌している時間が長い

ほど太るということです。

インスリンは食事をすると増加し、なにも食べていない時は減少します。

食事の回数や間食が多いとどうなるか?

食事回数が食事回数が3kかかいか

上記の画像は、食事3回+間食ありの場合です。

インスリン分泌なしの時間は、寝ている時だけです。

逆に二回の場合は違います。

2回の食事のみなので、長い時間インスリンは分泌しません。

インスリン分泌が少ない=脂肪貯蔵が少ない=脂肪が燃焼する時間です。

痩せるためには、いかに食べる回数を少なくするかが鍵になります。

満腹ホルモンの阻害

人間は本来食べすぎない身体の仕組みになっています。

レプチン」というホルモンが「もうお腹いっぱいだよ」という信号を脳に送ります。

簡単に言うと「肥満防止」のホルモンですね。

対照的にインスリンは、肥満促進のホルモンです。

つまりインスリンの分泌時間が長ければ長いほど、レプチンの効果がなくなってしまうということです。

悪循環はさらに続きます。

レプチンは肥満者ほど多く分泌されます。

それならすぐ満腹になるのでは?

という疑問が出てきますよね。

編集長ライト

実は逆なんです。

多く分泌されるほど身体が慣れてしまうのです

人間の身体は細胞が長い間影響を受けると、耐性がつくようになります。

よく「抗生物質を飲むと効きにくくなる」といいますよね?

一緒です。

レプチンが多く分泌されすぎて効果が薄くなっているのです。

インスリン分泌時間が長い
→脂肪が増え、肥満になる
→肥満になったら満腹ホルモンが効きにくい
→効きにくいので、もっと分泌する

と、なります。

ちなみに以上のことをレプチン抵抗性と言います。

つまり肥満者ほど「満腹感」を感じにくいのです。

実は抵抗性は、インスリンも一緒です。

食べる回数増加でインスリン増加
→脂肪が増え、肥満になる
→満腹感を得られないので、より食べてインスリン増加
体内でインスリンに慣れ、効かなくなってくる
→血中糖質の代謝が悪くなるため、さらにインスリンを分泌
→インスリン分泌時間が長くなり、さらに太る

通常「糖質1:インスリン1」で代謝できていたものが、

糖質1:インスリン2

でないと、代謝できないということです。

以上のことをインスリン抵抗性と言います。

難しい話になりましたが、
太る真の原因は「インスリン」だということです。

まとめ

  • 太る原因は「インスリン分泌時間が多いこと」
  • また糖質の過剰摂取や食事回数が多いことによって、インスリンが多く分泌してしまう
  • インスリンが多くなると、インスリン抵抗性になる
  • 糖質の代謝がうまくいかず、結局脂肪になる
  • 脂肪が増えたら満腹感を得られず、さらに食べる→太る

完全な悪循環です。

編集長ライト

対策法もご紹介していきます。

それでは、またお会いできるのを楽しみにしています。

この記事の執筆者

当ブログ【食の編集室】管理者:ライト

日本能力開発推進協会:食育アドバイザー

静岡出身の、のんびり屋

参考著書

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この記事を書いた人

ライト
JADP:食育アドバイザー、JNWA:ウォーキング公認指導者の健康オタク
接客13年経験
趣味:読書
心と身体の健康について研究、発信しています!

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