「ファスティングで痩せる」
「ファスティングはうまくいかない」
ファスティングに関しての情報は多くあり、
情報が多すぎてなにが真実か分からない
と感じませんでしたか?
今回はファスティングの正しい情報と、効果についてご紹介します。
・ダイエットに興味がある方
・ファスティングに失敗した方
ファスティングとは?
多くの方は知っていると思いますが、簡単に説明します。
ファスティングとは簡単に言うと断食です。
食事をしないことで、
- 痩せる
- デトックス効果がある
などの効果が見込めると言われてきました。
日本では一日三食が健康的という見かたが強いですが、海外ではセレブを中心に「食事をしない時間」を意識的に設けることが広まっています。
・ハル・ベリー
・クリス・ヘムズワース
・ジェニファー・アニストンなど
ファスティングダイエットで痩せるのか?
現時点では痩せるという見方が強いです。
もちろん痩せない人もいるでしょうが、多くの人には効果があります。
食べなければ痩せるというのは、人間のシンプルな構造です。
その構造に異論を唱える人は、いないですよね。
ただ一方的に痩せますと伝えても乱暴なので、痩せない理由にも触れていきます。
まずはファスティングで痩せる仕組みからご紹介します。
ファスティングで痩せる理由
人間の身体は、糖をエネルギーに変換し活動しています。
摂取した糖質は優先的にエネルギーとして使用され、余った糖質は
肝臓→筋肉→脂肪
の順番でエネルギー源として貯蔵されます。
この能力は飢餓の歴史が長かった人類が、培った能力です。
そして空腹になっても身体が動くように、貯蔵された脂肪を分解し、エネルギーとして使用。
脂肪などからエネルギーを生み出すことを「糖新生」と呼びます。
人間が水だけでも数週間生きられるのは、糖新生のおかげです。
つまり空腹になれば痩せるという原理は、人間のごく自然現象になります。
空腹状態が10時間経過→脂肪が燃焼し始める。
以降時間経過ごとに脂肪は燃焼していきます。
ファスティングで痩せた例
実際にファスティングで痩せた例をご紹介します。
上記の研究結果は、ファスティングで痩せることを証明しました。
ただこの研究結果を懐疑的に見る方もいます。
食事可能時間が8時間の場合、大きく体重に変化が見られなかったことです。

確かに-0,94kgは少ない様にも感じます。
空腹時間が16時間の場合は、大きな減量効果は見込めないかもしれません。
ファスティング否定論
ファスティングには効果がない、という見かたもあります。
ファスティングはドカ食いする
ファスティングは食事を抜く分、次の食事時にドカ食いを起こす可能性が高いです。
実際に僕自身も経験したことがありますが、普段よりも多く食べます。
より栄養を補おうとしてるんでしょうね。
普段よりも多く食べると、血糖値は急上昇(血糖値スパイク)。
血糖値スパイクを起こすと、脂肪貯蔵ホルモンであるインスリンが大量に分泌するので太ります。
痩せようと思って食事を抜いたのに、逆に太ってしまうという本末転倒の結果です。
ファスティング中のストレスが強い
「ファスティング中のストレスが強い」などの理由で、反対する方は多いです。
ファスティングをやめた方の理由には、
- イライラする
- 集中力がなくなる
- 頭痛がする
などの体調不良を訴える方も多いです。
ファスティングが合わないという方も、一定数いると思います。
ファスティングを否定して商品やサービスを売りたい
ファスティングを否定する方の中には、「自社商品を売りたいから」という理由で否定する人もいます。
例えばあなたが毎朝食パンを食べているとします。
朝食を抜くと、どうなるでしょう?
パンが売れなくなりますよね?
朝食を食べない家族が、日本中で広まったら食パンメーカーは大損失です。
以上の観点から、売上の損失を防ぐためにファスティングは身体に悪いという方もいます。
全員が全員、健康のために発信しているわけではないことを理解して下さい。
食パンの話は、例え話です。
ファスティングの注意点
以上のことを踏まえた上で、ファスティングを行う注意点をご紹介します。
ドカ食い防止対策
実はファスティング中は、食べても良いものがあります。
- ヨーグルト
- サラダ
- ナッツ
- 水やコーヒー



血糖値を上げないものですね。
以上のものを空腹時間に食べて、ドカ食い防止するのも一つの手です。
段々と空腹に慣れてくると、食べなくても平気な身体になっていきます。
ファスティング前に糖質制限で準備
前述した通り、ファスティング中にイライラする方もいます。
ただイライラする方は要注意。
糖質中毒の可能性も考えられます。
普段からお菓子を食べる高糖質食の方は、血糖値が急上昇しやすく、急下降しやすいです。
低血糖状態になると食べることで血糖値を上げようとするので、結果太ります。
だから間食をしている人は、いきなりファスティングを行わず、
間食をやめる、または間食をナッツに変更する
などの前段階を踏んだ方が失敗しないです。
経験上最初の一日~二日は慣れませんが、それ以降は気になりません。
イライラすることが多い方は、ぜひ試して下さい。
もちろん間食をやめても合わない人は、きっぱり諦めましょう。
ファスティングで痩せない可能性もあります。
カロリーはしっかり摂取しよう
一日の食事回数が減る分、一回のカロリー摂取を多くした方がいいです。
「逆に太るのでは?」と思った方もいるかもしれません。
ただ過去記事でご紹介した通り、カロリーはしっかり摂らないと基礎代謝が下がる可能性もあります。


男性なら1,500kcal、女性なら1,200kcalを目安に摂取しましょう。



ただドカ食いには注意です。
まとめ
人間の記憶は忘れるようにできています。
思い出すことで記憶に定着するので、以下のクイズをまとめ代わりにやってみて下さい。



ファスティングは痩せるメリット以上に、長寿遺伝子の活性化が見込めます。
空腹時はしっかり水分を摂取し、正しいファスティングを行いましょう。
それではまたお会いできるのを楽しみにしております。
ライト
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